オンラインの「科目終末試験」ってどうやるの?

レポート提出や終末試験のスケジュールについては既にお話した通りですが、私が気になったのが、「通信教育」で「試験」って、どうやって実施するの?ということでした。

というのも、各自、自宅でオンライン受験となると…カンニングし放題、なのでは…と疑問だったわけですが。

実はWeb試験は、カンニングOKなんです。いえ、カンニングというか、参考資料を見てOK。教科書でもノートでも参考書でもウェブサイトでも、好きなだけ見ても大丈夫。

それを知って最初は「なんじゃそりゃ?」と思ったのですが、これ、意外と理にかなっているんです。

Web試験は小論文形式なのですが、ちょっと資料を探した程度では答えられないような、ひねった問題が出されます。そもそもの内容がわかっていなければ、付け焼刃では、なかなか解答できません。

ちなみに、Web試験以外に、各地の会場で試験を受けることもできますが、その場合は試験の方法も内容も異なります。
こちらは…、いや、こちら変わっていまして。まず、各教科ごと20問程度の問題が書かれた問題集が、入学時に全員に配られます。で、試験では、その中のどれが1問が出題されるのです。こちらの会場では資料などは一切見られませんので、受験者は問題集の解答を事前に準備し、当日は何も見ずにそれを書かなければならないわけです。(ちなみに、奇数年は奇数番号から、偶数年は偶数番号から出題されるそうです)

Web試験も会場での試験も、ちゃんと「勉強していなければ書けない」ようにできているんですね。すごーい、この方法を考えたヒト、頭いい…

私はWeb試験一択でしたが、試験会場に行きにくい人、PCの操作に慣れた人はWeb試験、準備に時間がかけられる人、記憶力に自信がある人、手書きが苦にならない人は会場試験、という選び方でもいいかもしれません。

ただ、2020年はコロナ禍で、会場試験は極力避けるように通達がありました。また近畿大学は今後、全ての過程をオンラインに移行していくようですので、会場試験はそのうちなくなるんでしょうね。

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