またまた前回の続きです。
八洲学園大学の口コミにあった「もう一つの学校」とは、どこか。
通信教育で図書館司書の資格が得られる大学はいくつかあるものの、全てオンラインで済ませられるところは、八洲だけかと…
ということで、改めて条件に合う大学を探しなおしたところ、
あ、あった。近畿大学の通信教育部だ!
へえー、近畿大学って、通信教育もしているんだ…
・・・
で、「近畿大学」って…どんな大学?
スミマセン、このとき私が近畿大学に関して知っていたのは、「近大マグロ」くらいだったんです。でも関西ではかなりメジャーな大学だそうで、関東でいえば中央大学や東海大学のような感じ、かな?
余談ですが、初代総長の世耕弘一氏は、参議院議員の世耕弘成氏の御祖父様だそうです。
世耕さんご自身も理事長を務められていた時期があったようで。それを知って、突然親近感がわきました(なんとなく 笑)。
それはさておき、そのメジャーな大学の「通信教育部」が図書館司書コースを設けているとか。
うー、なぜそれを見落としていたかなあ…。
今思うに、ウェブサイトがちょっとわかりにくかったんですよね。今は図書館司書コースの専用ウェブサイトができているので、私が検討した当時よりも見やすいかもしれません。
八洲学園大学と近畿大学を比較すると
近畿大学の図書館司書コースで八洲学園大学と異なる点を、ざっと上げると
- 終了までの期間は1年(八洲は最短半年)
- 各科目でレポートの提出と試験が必要(八洲はレポートだけの科目や、どちらかを選択できる科目がある)
- 自習科目のスケジュールの自由度が高い(八洲は各科目の開講・レポート受付期間が厳密に決められている)
- 演習科目の授業は収録済みの動画で行われ、開講期間中は都合のいい時間に視聴できる
- 大学による就職先の斡旋はない
というあたりでしょうか。
八洲は、各科目の受講期間が短く設定されている(故に迷わない)のに比べ、近大は受講科目の順番も試験を受けるタイミングも、ある程度自分で選べます。ただしその分、自己管理ができないと、なかなか終了できないかも…という印象。
でも、演習科目を動画配信で好きな時間に受講できるのは、生配信のオンライン授業の(しかも授業中に発言しない受講生は評価が低くなる)八洲に比べると、だいぶ楽…というか、決定的に楽!(私の場合は、ですよ)
あとは、教科書も用意してもらえるというのがありがたい。
八洲は、各科目の教科書として、市販の書籍を自分で購入しなければならないんです。
これ、教科書代がかかることも地味に痛いんですが、そればかりでなく、私が見た時点で既に、Amazon等の書店で品切れになっているものが多かったんです。で、そうした本が、中古として高額で売られていました。学生の購入を見越して買い占めをする人がいる、ってことですかね。
なので、「教科書を全部用意してくれる」というのはポイントが高かったです。
あ、そうそう、学費も決して高くはなく、授業料は年間13万円(+入学金、選考料別途)で、八洲でシニア割を使った場合とさほど変わりませんでした。
ということは、アンダー50の人であれば、費用の面では近大のほうが圧倒的にお得です。
ただ、最大のネックとなったのは「履修期間」でした。
実は半年でも資格が取得できる、かも
私が図書館司書資格を考えたのは、八洲が謳う「最短半年」につられて、じゃなくて惹かれてのことでした。というのも司書資格の取得を目指したのは、こちらでも書いた通り民間検定の延長線上だったのです。これまで各検定のために費やした勉強時間は、短くて一週間、長くても3か月。それを考えると、1年は長い…。
ところが。
実際に近大で司書資格を取得した人の体験談を読むと、うまくスケジュールを組めば、近大でも半年での資格取得が可能なんだそうで。
ただし私の場合、この時点で既に半年で修了可能なタイミング(後述します)を逃していたのですが、いずれにしても1年間ミッチリかかるわけではないことがわかりました。
これはもう、近大で受講しようかなあ。近大マグロ、おいしいし(?)
ということで、八洲学園から一転、近畿大学に申し込むことになったのです。
うーん。こうして改めて書くと、かなり行き当たりばったり、だったような??