諸々の手続きを済ませて入学が許可されると、二週間ほどで教科書がドサーっと届きます。全11科目。結構な量です。(はさんである書類は私物です)
メディア授業以外の科目は、これらの教科書に沿って自習するのが基本です。まずは課題のレポートを作成し、提出がすんだ科目から、科目終末試験の申し込みができるようになります。で、レポートと試験の両方に合格すれば、その科目は修了!ということになります。
この「科目終末試験」について簡単にまとめると、
- 科目終末試験日は、4月と10月以外は毎月、月に一度あり
- 11科目のうち、どの科目を、いつ受けてもOK(メディア授業以外は、科目ごとの試験日が決まっているわけではありません)
- ただし、試験日の2週間から10日ほど前(その時によって違います)までに、申し込みが必要
- 申し込みするには、事前にその科目のレポート提出が必要(レポート提出後に、受験申請ができるようになる)
- レポート提出 → 終末試験申し込み(締切日までに) → 試験 の流れ
- (試験に合格しても、レポートの再提出が残ったりすることも…)
という感じです。
こうしてみると、結構自由度が高い、かな。でもそれだけに、のんびりしすぎると、まずレポートの提出が遅れ、それに伴い試験も遅れ…と、ズルズルと先延ばしになってしまうわけです。
ちなみに、もし試験で不可になった場合、次に申し込めるのは、日程の都合上、初回試験の2か月後以降になります。そういう意味でも、なるべく前倒しで試験を受けたほうが安心。特に早く修了したい人は、事前に学習のスケジュールをキッチリ立てることが肝心です。
では、11科目をどの順番で進めていくべきか。
まずメディア授業にかかわる2科目は急いだほうがいいと思いますが、それ以外は、学習する順番に、特に決まりはありません。(概論と特論がある科目は、概論が先のほうがいいでしょうけど)
とはいえ学習科目の順番決めは、特に半年で修了したい人にとってはシビアな問題だったりします。というのも、
- 科目によって、試験を受けられる時間帯が決まっている
のです。
「…?」ってなりますよね?私も「何それ?」となりました(笑)
各試験日ごとに受験できる科目数は、最大4科目。午前2科目、午後2科目です。で、11科目の中で「午前に受けられる科目」と「午後に受けられる科目」が、あらかじめ決められているんです。
ということは、例えば午前枠の科目を一日に四つ受けようとしても、スケジュール上、無理なのです。午後枠も同様。
これを考えて受験の計画を立てないと、「4科目を受けるつもりで学習を進めたのに、受けらるのは二つだけだった」なんてことにもなりかねません。一日になるべく多くの科目を受けたいなら、午前枠と午後枠のバランスを取って進めていく必要があります。
それにしても、なんでこういう時間枠があるのかな?と思いますが…試験問題の流出防止、とか?
いずれにしても、学習計画の際にはお気をつけあれ。